【2026年最新】ソムリエ・ワインエキスパート二次試験|初心者でもわかるテイスティングコメントの選び方|完全まとめ
2026.05.31投稿
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はじめに|「テイスティング、どこから手をつければいい?」の答え

こんにちは、ソムリエズイさんです。
このページは、ソムリエ/ワインエキスパート二次試験のテイスティング対策を
「どこから手をつければいいか分からない」と感じている方のための、完全ロードマップです。
結論を先に言います。
テイスティング二次試験は「品種を当てる試験」ではありません。「目の前のワインに対して、正しいコメントを選べるか」の試験です。
この一文を腹落ちさせるところから、合格への最短ルートが始まります。

えっ、品種を当てなくていいんですか?でも教科書には「品種特徴香を覚えましょう」って書いてあるんですけど…。

そこが受験生さんが一番ハマる落とし穴です。私自身、ソムリエ試験のとき、品種をほぼ全部外して合格しました。「品種を当てる」ではなく「コメントを正しく選ぶ」のが本筋です。この記事では、その思考法と、4つのワインタイプ別の具体的なテッパンコメントへの最短導線をすべて示します。
この記事を読み終えるころには、以下がスッキリ整理されています
チェックポイント
この試験の本当の評価軸(品種ではなくコメント)
「テッパンコメント」とは何か、なぜそれが合格に直結するか
ワインを4つに分類して見る「試験的な視点」
何から学べば最短で合格点に届くか(学習ステップ)
4つのワインタイプ別の具体的攻略記事への導線
この試験の本質|「品種を当てる試験」ではない

著者の体験談|「品種を全部外したのに合格した」
私自身の話を少しだけさせてください。
2021年度のソムリエ二次試験本番、私は出題された3種類のワインのうち2種類の品種を外しました。それでも一次・二次・三次すべてストレート合格できました。
なぜ品種を外したのに合格できたのか?
答えはシンプルで、品種以外のコメント(外観・香り・味わい・評価)がほぼ全部正解だったからです。協会が公開している模範解答と自分の解答を見比べたとき、品種は外しても、それ以外のテッパンコメントが20項目以上当たっていれば、合格点に届くようになっているんです。
品種を当てたから合格、ではなく、コメントが当たったから合格。これが試験の本当の評価軸です。

もちろん、品種を特定していく、というのは大事ですよ!でも、基礎的な考え方を理解しましょう。
なぜ品種特徴香はギャンブルなのか
品種特徴香に頼って解答するのが「ギャンブル」になる理由を、リスク・リターンで整理してみましょう。

ワインを100本飲んで85本以上品種を当てるのは、プロでも絶対に無理です。それを試験合否の軸にしてはいけません。
ソムリエ協会が本当に見ている評価軸
協会の模範解答を5年分(2021〜2025)読み込んで分かったのは、品種が違っても、同じグループのワインなら同じコメントが正解になるという事実です。
例えば「濃い赤ワイン」のグループ(カベルネ・シラー・マルベック・カルメネール)では:
しなやかな
豊か
ニュアンス
品種に関係なく存在している
つまり協会は「カベルネかシラーか」を当てる試験ではなく、「このワインに合うコメントを選べる人か」を見ています。言語化能力を評価しているのです。
品種推測は最後の保険、テッパンコメントが本丸。これが「試験的な」マインドセットです。
合格への最短ルート|共通コメント中心主義

「テッパンコメント」とは何か
このサイトで繰り返し登場する「テッパンコメント」とは、過去5年(2021〜2025)の協会模範解答を全部読み込んで逆算した「採用率が極めて高いコメントの組み合わせ」のことです。
例えば「赤ワイン全般の酸味」では、淡い赤・濃い赤・骨格型・軽やか型のどれが出ても、模範解答の100%に「5. なめらかな」または「7. しなやかな」が入っています。
こうした「ほぼ確実に正解になる」コメントをタイプ別に整理したものが、各記事のテッパンコメントセットです。

テッパンコメントの良さは「覚えれば誰でも合格点に届く再現性」。センスや経験量に頼らず、暗記カードで対応できる戦略です。
5つの基本マインドセット
テッパンコメントを使いこなすために、最初に脳にインストールしてほしい5つのマインドセットがあります。
この5つのマインドセットを脳に刷り込めば、本番でパニックになっても自動的に正解ゾーンに着地します。
ワイン4分類|試験的な見方

「淡い/濃い」を最初に見極める理由
テッパンコメントを使うには、まず目の前のワインがどのグループに属するかを判別する必要があります。
判別の軸は「色の濃淡」。最初の30秒で「淡いか/濃いか」を見極めるだけで、その後の80%のコメントが決まります。
白・赤を組み合わせると、ワインは試験的に4つのタイプに整理できます。
ワイン4分類カード|一目でわかる試験的整理
スッキリ系
甲州/リースリング辛口
ミュスカデ
コッテリ系
ヴィオニエ/グリュナー
シュナンブラン熟成
エレガント系
MBA/サンジョヴェーゼ
ネッビオーロ
パワフル系
マルベック/カルメネール
濃いメルロー
各分類の意味と出題傾向(過去5年データ)

特に濃い赤ワインは「勝ち確ジャンル」。過去5年9本のテッパンが品種違ってもほぼ同じ。試験会場で「あ、濃い赤だ」って気づいた瞬間、合格点はもう取れたも同然。濃い赤が2種出題されたら、赤飯炊いて欲しいくらいおめでたい状況です。
学習ステップ|何から始めるか
マインドセットと4分類が理解できたら、いよいよ具体的な学習に入ります。効率的に合格点に届くには順序が大事です。
学習ロードマップ(4ステップ)
いきなりブラインドで練習する人がいますが、それでは実力は絶対に伸びません。品種オープン→比較→ブラインドの順序を守ってください。
各ワインタイプ別ガイド|詳細記事への導線
4つのワインタイプ別に、それぞれのテッパンコメント詳細記事を用意しています。
各記事には以下が完全網羅されています:
- 2025年度の最新用語選択用紙の構造そのままの早見表
- 外観・香り・味わい・評価の各項目でテッパン推奨コメント
- 過去5年の協会模範解答1本で答え合わせ
- 過去5年データの法則化(出題傾向まとめ)
- 「もし別タイプが出たら」の切り替え指針
下のカードから、興味のあるタイプ/本番で出題されそうなタイプを選んで読み込んでください。

4記事を1度ずつ通読すれば、テッパンコメントの全体像が立体的に見えてきます。試験までに最低でも各記事を3周するのがおすすめ。
アルコール度数と酸味は反比例|全ワイン共通の絶対法則
4つのワインタイプを貫く、唯一の絶対法則があります。
それが「アルコール度数と酸味は反比例する」というルール。
アルコール高い = 酸味弱い(こってり系)
アルコール低い = 酸味強い(スッキリ系)
なぜか?理由は「ぶどうの完熟度」です。完熟したブドウは糖度が高くなり、発酵後のアルコール度数が上がる。同時に、酸度は下がります。逆に冷涼地で未熟気味のブドウは糖度が低くアルコールが上がりにくく、酸味が強く残ります。
これを覚えておけば、アタック・甘み・酸味・余韻・アルコールの5項目が連動セットで決まるようになります。
甘み:ドライ・ソフト / 余韻:やや短い〜やや長い
甘み:ソフト〜まろやか / 余韻:やや長い
甘み:まろやか / 余韻:やや長い・長い
甘み:豊かな / 余韻:長い

味わいで矛盾したコメントを選ぶのが一番の減点ポイント。表の1行を丸ごと暗記すれば、アタック・甘み・酸味・余韻・アルコールが矛盾しません。
試験本番の心がまえ|「やや」の魔法とテッパン暗記
「やや」の魔法を信じる
本番で迷ったら「やや」が付くほうを選ぶ。
協会の模範解答は、グレーゾーンに複数の正解を用意してくれていることが多いです。「やや明るい」「やや軽い」「やや強い」「やや長い」は、その複数正解ゾーンの中央に置かれている表現。
断言を避けて「やや◯◯」に逃げ込めば、極端な外しは起きません。
機械的に固定する項目を持つ
考えずに決め打ちしていい項目があります:
- 清澄度「澄んだ」 → 全ワインで即決
- 輝き「輝きのある」 → 全ワインで即決(濃い赤のみ「艶のある」併用も)
- 濃い赤の適正温度「17〜20度」 → 機械的に固定
- 淡い白の適正温度「8〜10度」 → 機械的に固定
- 赤ワインの酸味「なめらかな・しなやかな」 → 淡濃問わず軸
- 赤ワインの香り印象「木樽からのニュアンス」 → 濃い赤ほぼ必須
これらは「目の前のワインを観察」する前に、パブロフの犬のように手が動く状態まで暗記してください。
アルコール度数の練習だけは普段から
テッパンコメントを暗記したうえで、唯一「体で覚える」必要があるのがアルコール度数です。
普段ワインを買うとき、必ずラベルの裏側で度数を確認してください。12%・13%・14%が口の中でどう違うかを体に染み込ませると、本番で「アタック・甘み・粘性・余韻」の連動セットが一気に決まります。

テッパンを脳に刷り込む+アルコール度数を体に刷り込む。この2本柱だけで合格点に届きます。当日は「型を置きながら、第一印象も大事にする」くらいの柔軟さで臨んでください。
よくある質問(FAQ)
Q1. 本当に品種を当てなくても合格できますか?
はい、可能です。著者自身、2021年度ソムリエ二次試験で品種を2つ外しても合格しました。協会の評価は「コメントの一致率」が中心で、品種は最後の確認項目に過ぎません。過去5年のデータで「100%採用される共通コメント」が複数あり、それを軸にすれば品種を外しても20項目以上が正解になります。
Q2. ワインをほとんど飲んだことがありません。何から始めればいいですか?
まず4つのワインタイプの「基準品種」を1本ずつスーパーで購入してください。淡い白=甲州、濃い白=樽シャルドネ、淡い赤=マスカット・ベーリーA、濃い赤=チリ産カベルネ・ソーヴィニヨン。各900〜2000円で入手可能。それぞれのテッパン記事を読みながら、「ああ、これが濃い赤の感覚か」と体で覚えるのが最短です。
Q3. 試験対策にどれくらいの期間が必要ですか?
テッパンコメント暗記だけなら2〜3週間で可能です。ただし、アルコール度数の感覚(12%・13%・14%の違いを口で判別)は最低でも1ヶ月、できれば3ヶ月かけて体に染み込ませてください。二次試験までに合計100本のワインを飲み比べると、本番で迷わなくなります。
Q4. 淡い赤と濃い赤の見分けがつきません。コツは?
判別ポイントは「色調にダークチェリーレッドが入るか」「外観の印象に濃縮感が強いを選ぶか」の2点だけ。グラスを45度に傾けてフチを見て、紫っぽい・黒っぽいなら濃い赤、透ける・ルビー寄りなら淡い赤。最初の30秒で判別できれば、その後の80%のコメントが自動的に決まります。
Q5. 各記事のテッパンコメントは2026年以降も使えますか?
はい、軸となるコメント(清澄度「澄んだ」、酸味「なめらかな」、適正温度「17〜20度」など)は毎年ほぼ変わらない普遍的な正解です。協会が毎年用語選択用紙を一部改訂しますが、基幹コメントは10年単位で変わらないので、本記事の考え方は2027年・2028年も通用します。最新の用紙改訂があれば、本サイトで随時アップデートしていきます。
まとめ|共通コメントを軸に、4分類のテッパンを脳に刷り込む
ここまで読んでくださってありがとうございます。最後に、この記事の核心を3行でまとめます。
この3行が腹落ちすれば、あとは各タイプ別記事のテッパンコメントを暗記カードにするだけ。再現性のある合格戦略です。

このサイトの4記事(淡い白・濃い白・淡い赤・濃い赤)と本記事を、試験前日まで何度も読み返してください。テッパンが脳に焼き付いた状態で本番に臨む、それが合格への最短ルートです。応援しています 🍷
あわせて読みたい:4タイプ別テッパン詳細記事
各タイプの完全攻略はこちらから: