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こんにちは、ソムリエ試験に一発ストレート合格したズイさんです。
二次試験で必ず出るのに、いちばん対策が後回しになるのが「その他の酒類」です。
ソムリエはワインのほかに2種、ワインエキスパートは1種。
出ることは、もう決まっています。
2026年度の二次試験は9月28日(月)。例年より2〜3週間早い日程です。
一次試験(CBT)は7月15日〜8月26日。
つまり一次を最終日近くに受ける人は、二次まで1か月しかありません。

正直、ワインの練習でいっぱいいっぱいで…。リキュールとかハードリカーまで手が回りません。

その気持ち、めちゃくちゃ分かります。でもここ、実はいちばんコスパのいい得点源なんですよ。香りのコメントを書かされるワインと違って、その他の酒類は「銘柄を当てるだけ」。知ってるか知らないか、それだけです。
この記事では、過去15年分の出題データを数え直したうえで、独学でも間に合う覚え方をまとめました。
最後に、48種類を自分で買わずに済ませる方法(対策セット2社の比較)も正直に書いています。
その他の酒類とは?ソムリエ2種・ワインエキスパート1種が必ず出る
二次試験のテイスティングでは、ワイン以外のお酒が必ず出題されます。
中身は、蒸留酒(スピリッツ)・リキュール・酒精強化ワインの3ジャンルです。
香りのコメントは不要、「銘柄を当てるだけ」の問題
ここが最大のポイントです。
ワインのように外観・香り・味わいの用語を選ぶ必要はありません。
問われるのは「これは何か」というジャンル・銘柄名の一択だけです。
つまり「知っていれば満点、知らなければゼロ」。センスも表現力もいりません。
ワインのコメントは何十点も配点が分散しますが、その他の酒類は1問まるごと当たり外れです。
2種出るソムリエ受験者にとっては、落とすとかなり痛い。

逆にいうと、暗記でどうにかなるってことですか?

半分は暗記でいけます。ただし「色」と「香り」を一度でも通しておくのが条件。文字だけで覚えた人は、本番でグラスを前にすると全部同じに見えます。これは私の実体験です(後半で書きます)。
2026年度スケジュールから逆算した学習カレンダー
今年は日程が早いので、逆算しておきましょう。
| 時期 | やること |
| 〜8月26日 | 一次試験(CBT)を突破する。その他の酒類はまだ手をつけなくていい |
| 8月中 | 対策セットを注文する(発送に1〜5営業日。直前期は注文集中で品切れリスク) |
| 9月上旬 | 色調で4グループに仕分け+頻出15種を1周 |
| 9月中旬 | 間違えやすいペアだけを集中的に2周 |
| 9月20日ごろ | ワインのテイスティング練習を最優先に戻す |
| 9月27日 | 色調チェックシートで最終確認 |
| 9月28日(月) | 二次試験 |
ポイントは、買うのは早く、やるのは後です。
お酒は届いてから腐るものではないので、先に確保しておいて損はありません。
【過去問15年分】その他の酒類の出題一覧(2011〜2025年)
まずは事実から見ていきます。
直近15年に何が出たか、ソムリエ・ワインエキスパートそれぞれ並べました。
ソムリエ試験の出題一覧(毎年2種)
| 年度 | 出題されたお酒 |
| 2011 | スーズ/テキーラ |
| 2012 | ホワイト・ポート/ダーク・ラム |
| 2013 | マデイラ/グラッパ |
| 2014 | ドライ・ヴェルモット/カルヴァドス |
| 2015 | ジン/スイート・ヴェルモット |
| 2016 | マデイラ/アルマニャック |
| 2017 | オー・ド・ヴィー・ド・キルシュ/ドランブイ |
| 2018 | マデイラ/カルヴァドス |
| 2019 | 梅酒/ジン |
| 2020 | ホワイト・ポート/ウォッカ |
| 2021 | ラム/ヴェルモット |
| 2022 | ピスコ/イエガーマイスター |
| 2023 | ドライ・ヴェルモット/スコッチ・ウイスキー |
| 2024 | 泡盛/トウニー・ポート |
| 2025 | ガリアーノ/コニャック |
ワインエキスパート試験の出題一覧(近年は1種)
| 年度 | 出題されたお酒 |
| 2011 | ドライ・ヴェルモット/ウォッカ |
| 2012 | ホワイト・キュラソー(コアントロー)/カルヴァドス |
| 2013 | カルヴァドス/トウニー・ポート |
| 2014 | シングルモルト・ウイスキー/ガリアーノ |
| 2015 | コニャック/アマレット |
| 2016 | 泡盛 |
| 2017 | サンブーカ |
| 2018 | ベネディクティン |
| 2019 | 紹興酒 |
| 2020 | ラム |
| 2021 | テキーラ |
| 2022 | オー・ド・ヴィー・ド・キルシュ |
| 2023 | ジン |
| 2024 | バーボン・ウイスキー |
| 2025 | スコッチ・ウイスキー |
通算ランキング|15年・50枠を数え直しました
上の2つを合算すると、15年間で計50枠。
回数の多い順に並べるとこうなります。
| 順位 | お酒 | 回数 | 内訳 |
| 1 | ヴェルモット類 | 5回 | ドライ3・スイート1・表記のみ1 |
| 2 | カルヴァドス | 4回 | ソムリエ2・WE2 |
| 2 | ウイスキー類 | 4回 | スコッチ2・シングルモルト1・バーボン1 |
| 2 | ポート類 | 4回 | ホワイト2・トウニー2 |
| 5 | マデイラ | 3回 | すべてソムリエ |
| 5 | ジン | 3回 | ソムリエ2・WE1 |
| 5 | ラム類 | 3回 | ダーク1・ラム2 |
| 8 | コニャック/ガリアーノ/キルシュ/泡盛/ウォッカ/テキーラ | 各2回 | — |
| 14 | スーズ/グラッパ/アルマニャック/ドランブイ/梅酒/ピスコ/イエガーマイスター/ホワイト・キュラソー/アマレット/サンブーカ/ベネディクティン/紹興酒 | 各1回 | — |
★直近5年は傾向が変わった|いちばん出ているのは「ウイスキー」
ここが今年いちばんお伝えしたいところです。
2021〜2025年の直近5年(計15枠)だけを取り出すと、様子がまったく違います。
直近5年の最頻出は「ウイスキー」で3回(スコッチ2・バーボン1)。しかも2023年以降、3年連続でウイスキーが顔を出しています。
一方で、かつて「頻出だから絶対やっておけ」と言われていたお酒が、静かに姿を消しています。
- アマレット…2015年(WE)を最後に10年間ノーマーク
- マデイラ…2018年を最後に7年間出ていない
- カルヴァドス…2018年を最後に7年間出ていない

じゃあカルヴァドスとかマデイラは、もう捨てていいってことですか?

いえ、逆です。何年も出ていないものほど「そろそろ」で戻ってきます。実際2025年のガリアーノは11年ぶりの再登場でした。捨てるのではなく、優先順位を入れ替えるのが正解です。
以上をふまえた、2026年度の優先順位はこうなります。
| 優先度 | やるべきお酒 | 理由 |
| S(最優先) | スコッチ/バーボン/コニャック/アルマニャック/カルヴァドス/ダーク・ラム | 直近の主役。琥珀色グループの中で最も混同しやすい |
| A | ドライ・ヴェルモット/ホワイト・ポート/トウニー・ポート/シェリー(フィノ)/マデイラ | 通算の常連。酒精強化はソムリエ受験なら必須 |
| B | ジン/ウォッカ/テキーラ/泡盛/麦焼酎/グラッパ/ピスコ | 無色透明グループ。当てられないと丸ごと失点 |
| C | カンパリ/スーズ/ガリアーノ/イエガーマイスター/サンブーカ/アマレット | 色や香りが独特で、知っていれば一撃。余裕があれば |
独学でも間に合う|その他の酒類の覚え方4ステップ
48種類を片っぱしから覚えるのは、現実的ではありません。
やることは「絞り込み」です。
ステップ1|まず色調で4グループに仕分ける
グラスを見た瞬間に、候補は4分の1に減ります。
| 色調 | 主なお酒 | 決め手になる特徴 |
| 無色透明 | ジン/ウォッカ/ホワイト・ラム/テキーラ/グラッパ/ピスコ/麦焼酎/泡盛/オー・ド・ヴィー各種/マラスキーノ/ホワイト・キュラソー/サンブーカ/ウゾ | 香りがほぼ無い=ウォッカ。松ヤニ・柑橘=ジン。アニス(八角)=サンブーカ・ウゾ。ぶどうの搾りかす=グラッパ |
| 白ワイン色 | ドライ・ヴェルモット/ホワイト・ポート/シェリー(フィノ)/ミュスカ・ド・ボーム・ド・ヴニーズ/ピノー・デ・シャラント | 薬草+苦み=ヴェルモット。酸化・ナッツ=フィノ。甘い=ホワイト・ポート |
| 琥珀色 | コニャック/アルマニャック/カルヴァドス/マール/スコッチ/バーボン/ダーク・ラム/マデイラ/紹興酒/アモンティリャード/オロロソ/オレンジ・キュラソー/ベネディクティン/梅酒/リカール/サザン・カンフォート/アマレット/フランジェリコ | りんご=カルヴァドス。バニラ+強い樽=バーボン。煙・ヨード=スコッチ。杏仁豆腐=アマレット |
| 赤〜特殊色 | ルビー・ポート/トウニー・ポート/カンパリ/スーズ/チナール/アメール・ピコン/イエガーマイスター/ペルノ/ガリアーノ | 赤くて甘い=ポート。鮮烈な赤で苦い=カンパリ。黄色=ガリアーノ。黄色くて苦い=スーズ |

この表を、まず紙に書き写してください。ここができていれば、本番で「候補が思いつかない」という最悪の事態は起きません。
ステップ2|「間違えやすいペア」だけを嗅ぎ分ける
グループに分けたら、次はグループ内での区別です。
実際に落としやすいのは、この6組にほぼ集約されます。
| 紛らわしい組み合わせ | 見分けかた |
| ジン/ウォッカ/麦焼酎・泡盛 | ジンはジュニパーベリーの針葉樹っぽい香り。ウォッカはほぼ無臭でアルコールだけ。焼酎・泡盛は穀物や麹の甘い香り |
| グラッパ/ピスコ/マール | どれもぶどうの粕取り。グラッパは華やかで荒々しい、ピスコはマスカット系の花の香り。迷ったら出題回数の多いグラッパ |
| コニャック/アルマニャック/カルヴァドス | りんご・洋なしの香りがあればカルヴァドス。ぶどう系ならコニャック(華やか・繊細)かアルマニャック(力強い・野性的) |
| スコッチ/バーボン/ダーク・ラム | 煙・薬品っぽさ=スコッチ。バニラ・キャラメルの甘い樽=バーボン。糖蜜っぽい甘さ=ダーク・ラム |
| ドライ・ヴェルモット/ホワイト・ポート/シェリー(フィノ) | 薬草の苦み=ヴェルモット。しっかり甘い=ホワイト・ポート。辛口で酸化・アーモンド=フィノ |
| カンパリ/スーズ/チナール/イエガーマイスター | 鮮やかな赤=カンパリ。黄色でリンドウの苦み=スーズ。アーティチョーク=チナール。濃い茶色で漢方薬=イエガーマイスター |
この6組を潰すだけで、正答率は体感でぐっと上がります。
ステップ3|頻出15種を2周する(飲まずに「嗅ぐだけ」でOK)
ここで大事なのは、全部飲まないことです。
アルコール度数40度前後のお酒を48種類も飲んだら、勉強どころではありません。

だってハードなリカーだもん。1周目は色と香りを頭にインストールするだけ。味を見るのは、どうしても区別がつかないペアだけで十分です。
おすすめのやり方は、1日1グループずつ。
数日に分けたほうが、まとめてやるより確実に記憶に残ります。
なお、無料で耳から入れたい人は、プロのテイスターが解説しているYouTube動画も参考になります。
当サイトでまとめた二次試験対策のおすすめYouTube動画もあわせてどうぞ。
ステップ4|試験1週間前のチェックリスト
- 色調4グループを、何も見ずに紙に書き出せるか
- 琥珀色グループの6種(スコッチ・バーボン・コニャック・アルマニャック・カルヴァドス・ダークラム)を香りだけで言い当てられるか
- 無色透明グループで、ジンとウォッカを間違えないか
- 酒精強化3種(ポート・シェリー・マデイラ)の色の違いが分かるか
- ワインのテイスティング練習に、残り時間の8割を戻せているか
この試験の主役はあくまでワインです。その他の酒類に時間を使いすぎないでください。
ワインのコメントの選び方に不安がある人は、テイスティングコメントの選び方 完全まとめを先に読んでおいてください。
受験時の余談|私は「ラム」を色で落としました
ここで、私の失敗談をひとつ。
私が受験した2021年度のソムリエ試験では、その他のお酒でちょっとした事件がありました。
全国のどこかの会場で、その他のお酒が番号と逆に置かれていたのです。
その結果、その他のお酒に関しては全員が正解扱いになりました。

お金出して勉強したのに…(ちょっとだけグチ)。もちろん通常はこんなことは起きないので、しっかり対策しましょう。
そのときの2種のうち、私はホワイト・ヴェルモットは当てられました。
でも、もう1種の「ラム」を落としました。
理由がまさに色調です。
ラムといえばラムコークの琥珀色、と人生で刷り込まれていたのに、勉強でホワイト・ラムの存在を知ってしまった。
それに引っ張られて、無意識に琥珀色の選択肢から外してしまったんです。

知識が増えたせいで迷った、ってことですか…!

そうなんです。だから「同じ名前で色が2種類あるもの」は要注意。ラム(ホワイト/ダーク)、ポート(ホワイト/ルビー/トウニー)、ヴェルモット(ドライ/スイート)、シェリー(フィノ/アモンティリャード/オロロソ)。この4つは色ごとに別物として覚えてください。
48種類を自分で買うのは無理|対策セットが結局いちばん安い
ここまで読んで、こう思った方も多いと思います。

でも、そのお酒はどこで手に入れるんですか?
そこが、その他の酒類対策の最大の壁です。
自分で揃えると、いくらかかるのか
ハードリカーは、ワインと違って1本2,000円では済みません。
アカデミー・デュ・ヴァンの公式サイトによれば、フルボトルですべて揃えると約14万円かかるそうです。
しかも、一度きりの試験のために40本以上のボトルが家に残ります。
バー通いで代用できる?
結論、部分的にはできます。
ただし、こういう問題があります。
- 1杯800〜1,500円。10種類試すだけで1万円を超える
- 照明が暗いバーでは色調が判定できない(ここが致命的)
- マデイラやピノー・デ・シャラントなど、置いていない店も多い
- 比較しながら並べて嗅ぐ、という練習ができない

アルコール度数マックスな子たちをいちいち買って検証するなんて、財布と寿命が縮むわ!…と酒屋で棚を眺めながら本気で思いました。それで私は、スクールの小瓶セットを買いました。
【比較】ヴィノテラス vs アカデミー・デュ・ヴァン|どっちを選ぶ?
その他の酒類の小瓶セットを出しているのは、実質この2社です。
まず全体像から見てください。
| ヴィノテラス | アカデミー・デュ・ヴァン | |
| セット名 | リキュール・ハードリカー48本セット | 蒸留酒&リキュール40種セット/酒精強化ワイン等12種セット |
| 種類数 | 48種(1セットで完結) | 40種+12種=52種(2セットに分かれる) |
| 容量 | 30ml×48本 | 30ml×40本/30ml×12本 |
| 価格(税込) | 22,000円(送料込) | 20,900円/7,150円(送料・クール便無料) |
| 1種あたり | 約458円 | 約523円(40種セットの場合) |
| 解説動画 | 梁講師の解説動画(繰り返し視聴可) | 計14本・各回約10分(大塚美咲講師 監修) |
| 付属資料 | 全48種の解説資料・色調チェックシート | 解説書・アイテムリスト(ダウンロード) |
| こんな人に | 1セットで全部そろえたい人。酒精強化も込みで迷いたくない人 | 分けて買いたい人。蒸留酒だけ先に、酒精強化は後から、という買い方ができる |
| リンク | 詳細を見る | 詳細を見る |
ヴィノテラス「リキュール・ハードリカー48本セット」【2026年度版】
私が受験時に使ったのがこちらです。
30mlの小瓶が48本、解説動画、そして色調チェックシートがセットになっています。
2026年度版で変わったところ
毎年、収録アイテムは見直されています。
2026年度版では、こんな変更がありました。
- 「グラン・マルニエ」が外れ、「オレンジ・キュラソー」に入れ替え
- 「ピノー・デ・シャラント」が琥珀系から白ワインカラー系に分類変更
- 色調の分類が5グループに整理(無色透明16/白ワインカラー5/琥珀18/赤ワインカラー2/特殊7)
細かいようですが、分類が変わるということは「試験で見分けるときの手順が変わる」ということです。
収録48種の全リスト
| 色調グループ | 収録アイテム |
| 無色透明系(16種) | ジン/ウオッカ/ホワイト・ラム/テキーラ/グラッパ/麦焼酎/泡盛/オー・ド・ヴィー・ド・ポワール/オー・ド・ヴィー・ド・ミラベル/オー・ド・ヴィー・ド・フランボワーズ/オー・ド・ヴィー・ド・キルシュ/ピスコ/マラスキーノ/ホワイト・キュラソー/サンブーカ/ウゾ |
| 白ワインカラー系(5種) | ドライ・ヴェルモット/ミュスカ・ド・ボーム・ド・ヴニーズ/ホワイト・ポート/シェリー(フィノ)/ピノー・デ・シャラント |
| 琥珀系(18種) | コニャック/アルマニャック/カルヴァドス/マール/スコッチ・ウイスキー/バーボン・ウイスキー/ダーク・ラム/マデイラ/紹興酒/シェリー(アモンティリャード)/シェリー(オロロソ)/オレンジ・キュラソー/ベネディクティン/梅酒/リカール/サザン・カンフォート/アマレット/フランジェリコ |
| 赤ワインカラー系(2種) | ルビー・ポート/トウニー・ポート |
| 特殊系(7種) | アメール・ピコン/チナール/イエガーマイスター/ペルノ/ガリアーノ/スーズ/カンパリ |
この記事の前半で「優先度S」に挙げたお酒が、すべて入っているのが分かると思います。
解説動画で学べること
個人的にいちばん価値があると感じたのは、小瓶より動画のほうでした。
1種類につき1枚のスライドで、こういう項目がまとまっています。
- 色調
- 過去の出題回数
- アルコール度数
- 香りの特徴
- 似ているお酒(=何と何を比較して練習すべきか)
この最後の「似ているお酒」が、まさにステップ2でやるべきことそのものです。
独学だと、この「何と何が紛らわしいか」に自力でたどり着くのがいちばん時間がかかります。
デメリットと、その対処法
正直に書きます。
| デメリット | 対処法 |
| 48種類もあるので、全部飲むとしんどい | 飲まずに、色と香りだけを取る。味を見るのは迷ったペアだけ |
| 価格が高め(22,000円) | フルボトルで揃えれば約14万円。バー通いより結果的に安い |
| ワインの練習時間を圧迫する | 数日に分けて、1日1グループ。ワイン練習を最優先に |
| 年度によって売り切れる | 残り在庫数が公式ページに表示されます。8月中の確保が安心 |
アカデミー・デュ・ヴァン「蒸留酒&リキュール40種+酒精強化12種」
老舗ワインスクールのアカデミー・デュ・ヴァンも、同種のセットを出しています。
こちらは2セットに分かれているのが最大の特徴です。
- 蒸留酒&リキュール【ハードリカー】40種セット …… 20,900円(税込・送料込)
- 酒精強化ワイン等 12種セット …… 7,150円(税込・送料込)
- 解説動画は計14本、各回約10分
- 監修はブラインドテイスティングコンテスト優勝経験のある大塚美咲講師
ワインエキスパート受験(その他は1種のみ)で予算を抑えたい人は、ハードリカー40種だけという選び方もできます。
なお、酒精強化ワインは品質保持の都合上、開栓後の期限が短い点だけ注意してください。
結論:迷ったらこう選んでください
- ソムリエ受験(2種出る)で、1回で全部そろえたい → ヴィノテラス48種
- ワインエキスパート受験で、予算を抑えたい → ADVのハードリカー40種だけ
- 酒精強化ワインを重点的にやりたい → ADVの12種セットを追加
ワイン本体のテイスティングセットを探している方は、テイスティングセット徹底比較【2026年版】で4社を比べています。
よくある質問(FAQ)
Q. 全部飲まないと覚えられませんか?
いいえ。その他の酒類は銘柄を当てる問題なので、色と香りが取れれば十分です。
味を見るのは、どうしても区別がつかないペアだけで足ります。
Q. 小瓶30mlで足りますか?
足ります。
ワインと違い、ハードリカーは少量でも色調と香りがしっかり取れます。
むしろ半分残しておいて、直前期にもう一度嗅ぐ使い方がおすすめです。
Q. 開栓したあと、試験まで持ちますか?
スピリッツとリキュールは、開栓後もほとんど変化しません。
ただし酒精強化ワインだけは別で、開栓後は数週間が目安です。
ポート・シェリー・マデイラは冷蔵庫で保管し、直前期にまとめて確認しましょう。
Q. いつまでに買えばいいですか?
8月中をおすすめします。
発送に1〜5営業日かかり、試験直前期は注文が集中して品切れることがあるためです。
2026年度は二次試験が9月28日と早いので、例年以上に余裕がありません。
Q. ワインの練習とどちらを優先すべきですか?
間違いなくワインが先です。
その他の酒類は配点の一部にすぎません。
ただし「知っていれば取れる」分野なので、直前2週間で一気に仕上げるのが効率的です。
Q. 去年のセットが残っています。買い直すべき?
スピリッツ系は劣化しにくいので、そのまま使えます。
ただし収録アイテムは毎年見直されているので、差分(2026年度ならオレンジ・キュラソーなど)だけ確認しておくと安心です。
まとめ|9月28日から逆算して、今週やることは1つだけ
最後に整理します。
- その他の酒類は「銘柄を当てるだけ」。知っていれば取れる得点源
- 直近5年の最頻出はウイスキー。琥珀色グループから優先的に
- 覚え方は色で4分割 → 紛らわしい6組を嗅ぎ分ける
- ワインの練習が最優先。その他は直前2週間で仕上げる
- 2026年度は9月28日(月)。準備期間が短い年

今週やることは1つだけ。セットを注文して、届いたら箱を開けずに置いておく。それだけで、9月の自分がラクになります。
そして一次試験がまだの方は、スキマ時間の暗記に当サイトの無料アプリを使ってください。
皆様のご健闘を祈念いたします。