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こんにちは、イタリアワイン・食材専門業者で現役勤務しているソムリエズイさんです。

イタリアワインで、ふだん飲みに使えるコスパいい白ワインはないかなぁ?
てな疑問に答えるべく、
今回は、イタリアワイン・食材取扱い業界のプロとして、またソムリエ資格保持者として、現場のプロがおすすめするコスパ最高のイタリアワインの紹介。

プロの業界でも使われていて、コスパよく、人気のあるものを厳選しました!

レストランでも使われているプロも認めるワインとかも知りたいかも!

好みはあるでしょうが、まずハズさないと思いますよ!
イタリアワインの選びかた(初心者向け)
イタリアワインについて、まず、基本的にとらえておかないといけないのは、
- イタリアワインはカオス
てこと。
地形や気候が異なるため、同じ品種のブドウでも異なる味わいを楽しめます。
また、各地方に伝統的なワイン製法があるため、さまざまな味わいを楽しむこともできます。
それゆえに、変にハマってしまうとヌマに落ちがち。
何がいいのか結局わからなくなり、
- 結果ベタなモノをセレクトしてしまう
という、残念なことにもなりがちです。
そこで初心者に早道なのが
- わからないことはプロに聞け

どんな世界でも、まず手っ取り早い方法。
そして、イタリアは特に、
低価格でも十分美味しいワインがある

ということで、いってみましょう!
レストランでも使われているコスパ最高の白ワイン
それでは、レストランでもグラスワインや飲み放題でプロの現場でも実際によく使われている、業界でも人気のカジュアルな白ワインたち。

プロの間でも普通に使われている、使い勝手のいいワインたち
①ガロフォリ アンティカ オステリア ビアンコ


この子は、チマタではけっこう知られてない
イタリア中部マルケ州の代表的なブドウ品種をブレンドした、ガロフォリ社の中でも一番カジュアルなラインのシリーズ。
私の取引先である京都で、ミシュランガイドビブグルマンも獲得されているお店のシェフいわく、

イタリア現地で飲むテーブルワインってまさにこういう味!
ということで、プロのイタリアンシェフもお墨付き
ロッソ(赤ワイン)もあり、実は個人的に赤はもっと優秀。
インポーターは、日本におけるイタリアワインや食材のフロンティアのひとつであり、今や重鎮である
フードライナー
-
- 酸味
- 2
-
- 果実味
- 4
-
- 甘み
- 3
-
- 香り
- 3
-
- 飲みやすさ
- 5
生産者 | ガロフォリ(マルケ州) |
味わい | フルーティでカジュアル |
アルコール度数 | 11.5% |
品種 | ヴェルディッキオ50%、パッセリーナ約25%、トレッビアーノ約25% |
熟成 | ステンレスタンク |
実売価格 | 1,400円 |

市場ではあまり知られていないけど、デイリーで飲むワインにピッタリです
②クズマーノ インソリア


これもフードライナーってインポーターのワインだけど、まわしものぢゃないよ
-
- 酸味
- 2
-
- 果実味
- 3
-
- 甘み
- 3
-
- 香り
- 3
-
- 飲みやすさ
- 4
生産者 | クズマーノ(シチリア州) |
味わい | スッキリでトロピカル |
アルコール度数 | 13% |
品種 | インソリア(アンソニカ)100% |
熟成 | ステンレスタンク |
実売価格 | 1,400円 |
ぶっちゃけ
入門編にはこれくらいでいい
てな、コスパ重視で現場使用にも耐えうるラインナップのひとつです。
ちなみに、私個人が現クズマーノの経営者にインポーターのイベントであった印象は、
絶対エロいやろ、自分
てな、マッチョなお兄さん。
マッチョな感じだが、なんとなく野暮ったい…(ごめん)
ちょっとおぼっちゃま的な印象を受けた。
ま、クズマーノに行ったことがある某イタリア専門ショップ店長いわく、
めちゃくちゃ豪華だった
くらいな、イタリア片田舎の成功者(言い過ぎでしたらすいません…)
でも、成功したからには、成功した理由があるのデスね。
③ヴェルメンティーノ ディ サルデーニャ


イタリアの島ワインサー
-
- 酸味
- 3
-
- 果実味
- 3
-
- 甘み
- 3
-
- 香り
- 3
-
- 飲みやすさ
- 5
生産者 | セッラ&モスカ(サルデーニャ州) |
味わい | すっきりで塩味も感じドライよりだが飲みやすい |
アルコール度数 | 12% |
品種 | ヴェルメンティーノ |
熟成 | ステンレスタンク |
実売価格 | 1,200~1,800円 |
イタリアのリゾート地であり、フランス領コルシカ島の南に位置するサルデーニャ島。
ここらへんは、トスカーナも含め、緯度的に
白ワインはヴェルメンティーノ種のブドウが結構多い
このワインを飲む時にいつも感じること
沖縄いきてぇ
スッキリ系で飲みやすく、何にも考えずに飲め、個人的には潮風を感じる「島ワイン」。
島国ニッポンで暮らしているワタクシにはすごく親近感を感じる子です。
気温が上がってくる季節からは特におすすめ。
キンキンに冷やしてもいいけど、本来の風味を味わうには「適度に冷やす程度」がオススメです。

キンキンに冷やすのは美味しいけど、味がわからなくなっちゃうですしね
④フナロ ガットビアンコ


これもマイナーだけど、プロの現場では使い勝手のいいシチリアのネコちゃんたち
-
- 酸味
- 2
-
- 果実味
- 4
-
- 甘み
- 3
-
- 香り
- 4
-
- 飲みやすさ
- 5
生産者 | フナロ(シチリア州) |
味わい | フルーティな香り、スッキリで飲みやすい |
アルコール度数 | 12.5% |
品種 | ジビッポ・カタラット・インツォリア |
熟成 | ステンレスタンク |
実売価格 | 1,200~1,800円 |
「スリーボンド貿易」というボンド屋さんのワイン事業部が取り扱っているおそらく一番安いラインのワインです。
ここが引っ張ってくるワインは、例えばアルベルトバラリンなど、昔からちょっと一目置かれる、というか、質の高いワインが個人的に非常に多い。
価格帯もここまで安いラインは珍しく、ミドルクラスからミドルハイクラス中心な印象のインポーターです。
で、一番安いライン、と言いましたが、これがあなどれない…
お店の方も大好き、つまり
ヤスウマ最高
ちなみに、ブドウの品種には、国や地域によって「別名」というものがたくさんあります。
イタリアのシチリア州では
マスカットのことをジビッポ(ズィビッボとかとも)という
いつも感じるのは、ヤスウマワインにはマスカットがよくブレンドされている、ということ。

甘ーく美しい、つまり甘美な香りは老若男女を魅了しますよね
さらに、ネコが大好きな方々には、エチケットでもう悶絶でしょう。

エチケットも印象作りに重要です
⑤イル プーモ ソーヴィニヨン・マルヴァージア


あの有名なワイン漫画でも取り上げられた…(赤だっけ?)
-
- 酸味
- 2
-
- 果実味
- 4
-
- 甘み
- 4
-
- 香り
- 4
-
- 飲みやすさ
- 5
生産者 | San Marzano(サン・マルツァーノ)(プーリア州) |
味わい | 柑橘系の香りでフルーティ |
アルコール度数 | 12.5% |
品種 | マルヴァージアビアンカ60%ソーヴィニヨンブラン40% |
熟成 | ステンレスタンク |
実売価格 | 1,000~1,350円 |
超有名マンガ、「〇の雫」でも取り上げられた?てな話を聞いたが、読んでないし説得力ないが多分取り上げられてた。
というか、マンガで取り上げられたとか聞いても

あ、やっぱりね〜、コスパいいよね
的な、
「良い土壌と良い生産者で、何を造ってもすでにアドバンテージある説」
を実証するズルいワイン。
この子の赤も御多分に洩れず素晴らしい。
香り高い品種のマッチングからの、
華やかスッキリお花畑のテーマパーク
イタリアのブーツの形のかかと部分、プーリア州の安いワインとは、いわゆる「濃い〜!濃厚〜!以上!」てなのが多い。(赤が特にね)
大きな酒屋さんとか、百貨店でもよく見かけます。
万人にウケる、ヤスウマなヤツ提案してー
てなリクエストを受けた際に、頭の中で絶対にエントリーされる子です。

また、他にもオススメワインがあればどしどし紹介していきます!